【開業】医科向けオンプレ型電子カルテ5選
2019.08.26 08:06
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医師なら毎日使っているカルテ。紙カルテも一定数あるかもしれませんが、大体の方は電子カルテを使用したことがあると思います。
しかしながら、開業するとなると、どの電子カルテを選ぶかというのは、開業時の資金計画(導入費用)から、日常的な、カルテ入力業務、ひいては人件費、月額費用など継続的に医院の運営に関わってくる大きな存在となってきます。
そこで、今回は開業を検討中、カルテについて調べたい方のために、google検索で主に1ページ目に出てくるような主流なオンプレ型サービス3種 + macで使えるオンプレ型電子カルテサービスをご紹介していきます。
※料金は公開されているもののみ記載しております。お問い合わせは各社に直接お願いいたします。(弊社では、ユーザー目線の調査のもとで記事にしています。)
電子カルテの基礎知識の記事はこちら
知っておきたい電子カルテの知識 オンプレ型とクラウド型の違いとは?
①メディコムMedicom-HRV
診療所用医事一体型電子カルテシステム Medicom-HRV
【URL】https://www.phchd.com/jp/medicom/clinics/mchr
【運営企業】PHCホールディングス株式会社(2014年3月31日 パナソニック ヘルスケアホールディングスとして設立)
【特徴】
業界シェアナンバー1を誇る、メディコムが開発した新規開業向け電子カルテシステムです。カルテ操作は、シンプルで単純明快。「本日のカルテ」のほか、「過去のカルテ」、「検査結果」、「特記事項」といった、必要最低限の項目だけに絞られた入力画面なので、入力作業に追われることなく、患者様と向き合う時間をより多く確保できます。また、「入力アシスト機能・学習機能」付きで入力画面で迷うことなく、スピーディな入力をすることも可能です。その他、それぞれのカルテを開くことなく患者情報をまとめて確認・入力できる「来院患者画面」、「保険証確認機能」等も設けられています。導入後、すぐに運用できるのも魅力です。運用サポート体制も整っています。
【導入費用】要問い合わせ
【月額利用料】要問い合わせ
②ラボテック Super Clinic
【URL】https://labotech.jp/business/products/
【運営企業】株式会社ラボテック
【特徴】
無床診療所向け電子カルテシステムです。「所見内容」、「診療履歴」などの基本データのほか、「検査結果」、「画像データ」、「薬剤情報」などの外部データを一元的に管理し、院内においてリアルタイムで共有することが可能です。カルテ情報は、独自の「トランスレート機能」により窓口請求データに自動変換されるため、窓口での会計入力業務が不要になります。診療の予約や紹介状作成も、このシステム内で行うことが可能です。患者様の待ち時間・待ちスペースの削減になるだけでなく、一元化した客観的データによるインフォームドコンセントやEBMを実現できます。
【導入費用】要問い合わせ
【月額利用料】要問い合わせ
③BML Medical Station
【URL】http://www.bml.co.jp/medical_station/overview/index.html
【運営企業】株式会社ビー・エムエル
【特徴】
販売がスタートして以来、10年以上に亘って使い続けられている電子カルテシステムです。
診察時にデータを入力するだけで会計窓口に自動的に反映されるため、窓口での会計入力業務を省くことが可能です。
検査データや画像データ、診察内容などを一元化し院内で共有できることはもちろん、データベースをグラフ化・印刷し、患者様へお渡しすることもできます。
また、画像ファイリングや予約システム、マイカルテ参照機能などをはじめとした、他社システムとの連動も可能です。
法令改定、薬価改定にもタイムリーに対応しており、アフターサポートに関する体制も整っています。
【導入費用】要問い合わせ
【月額利用料】要問い合わせ
Macで使えるオンプレ型電子カルテ
④WINE STYLE
【URL】https://www.nhosa.com/product/winestyle/
【運営企業】株式会社ノーザ
【特徴】
MacProやiMacなどの中からお好みのハードウェアを利用可能。手持ちのMacがあれば、それをそのまま診療に使うことができます。
日医標準レセプトソフト(ORCA)とも連携可能。(要Linux サーバー)
【導入費用】本体価格120万~300万円
設定価格 10万円(サーバー)
5万円(クライアント)
標準初期講習 42万円
現地設置費用 10万円
【月額利用料】サポート費用 3万円
⑤Doctors Good Will
“診療時の発生源入力を100%可能にする”ソフト。
遠隔操作でそれぞれの診療パターンに合わせたカスタマイズを実現化するサポートサービスを実施しています。バックアップシステムはメンテナンスフリーな構築で、サーバー故障時も診療をストップする必要なしの安心設計です。
サイトの文章を読むと、製品に対する愛が伝わってきます。
【URL】http://www.dgw.jp/index.html
【運営企業】有限会社アトリエモモ
【導入費用・月額費用】要問い合わせ(直販のみと記載あり)https://www.dgw.jp/FS-APL/FS-Form/form.cgi?Code=contact
まとめ
電子カルテを選定するときは、医院の規模感や診療科目から、オンプレ型、クラウド型、選択可能なサービスが、どのくらいあるかを調べて把握するところからになります。
最近はクラウド型電子カルテも増えてきたので、そもそもどちらを選択するか、から考える必要がありますが、オンプレ型は初期費用がクラウド型より高額になります。数百万単位で費用がかかってくることもあります。
初期費用がどのくらい拠出できるかによっても選択肢が変わってくるので、開業時に融資を受ける場合は、事業計画の段階から、オンプレ型電子カルテを購入する可能性の有無と、いくらくらいになりそうか一度検討しておくのがベターでしょう。
(Dspace運営)
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