【医院開業】簡単解説キャッシュレス決済システム導入方法!新規電子決済サービス〇〇ペイを導入するには?
2019.10.25 15:19
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2019年10月から消費税が10%に増税され、キャッシュレスポイント還元なども実施されていることから、日本国内でもキャッシュレス化の動きが強まってきています。
今回は、クリニックや歯科医院などの診療所を開業している方向けに、PayPayやLinePay、au Pay、メルペイなどの、スマホでコードをかざすタイプの新しい電子決済サービスであるスマホ決済をどのように導入するのかをご紹介していきます。(2020/1/22更新)
電子決済サービスを導入することによる患者さんにとってのメリット
高額になりがちな保険対象外の医療や緊急性の高い治療の際などの場合でも現金を持ち歩く必要がなくなるため、病院を利用しやすくなります。
それ以外にもクレジットカードなどでは、パスワードやサインなどを行う必要があるためどうしても時間が掛かってしまいます。しかし、スマホ決済などのキャッシュレス決済ではパスワードの入力を行う必要がないため、会計時の時間短縮につながり、スムーズに完了することができます。
またPayPayのキャンペーンが一時期ニュースやSNSでも話題になっていましたが、各社で、ポイントのキャッシュバックキャンペーンを実施していることもあるので、〇〇ペイブームの現在は、利用者が、他の決済手段よりも積極的に利用したいと思っていることも知っておくと良いでしょう。
電子決済サービスを導入する医院にとってのメリット
海外では日本に比べるとキャッシュレス化が進んでいるため、クレジットや電子マネー決済を導入することによって、日本に滞在している外国人が来院しやすくなる可能性があります。また、これまで人の手で行われていた締め作業といったお金の管理を、機械に任せることができるようになるため、管理が容易となり人の手で発生するミスを減らすことができます。
とはいえ、キャッシュレス払いは、まだ出来たて(2020年時点)で今まさに盛り上がっているサービスです。ブームが去った後の、動向はわかりません。万が一の倒産などのためにも、採用する際には、大手のサービスを選択する、どれか一つのサービスだけではなく、複数のサービスを利用するなどの対策も考えられるでしょう。
今回は、大手のキャッシュレス払いのみ、導入方法をご紹介します。
PayPayなど各種電子決済サービスを導入する方法
新しいキャッシュレス決済を導入してみたいと考えていても、導入方法が分からないということがあるのかもしれません。そこで、代表的なキャッシュレス決済の導入方法をご説明していきます。
案外簡単に手続きができる上、手数料も無料期間があるサービスもあるので、まだ加入していない医院様は、機会をみて利用してみるのもいいと思います。
PayPayの導入方法
PayPayでは導入費や入会手数料、決済システム利用料が無料となっており、申込手続きからも1週間程度で使用できるようになるため、お試しで導入してみるもの良いのではないでしょうか。
PayPay加入のメリット
【PayPayのメリット1】「0円で始められる」
初期導入費・決済手数料・入金手数料が0円。
※「読み取り支払い」のみ対象。
※決済手数料は、ユーザーが読み取る支払いのみ対象。2021年9月30日まで無料。
その後は有償化する可能性があり、有償化する場合は告知されるそうです。
※入金手数料は、ジャパンネット銀行の場合は永年、その他銀行の場合は2020年6月30日まで無料。
ジャパンネット銀行のビジネス口座をお持ちでない方はこちら。
【PayPayのメリット2】Alipayも決済手数料0%
海外からのAlipay利用者の来店も見込めます。
すでにAlipayを導入済みの店舗は、決済手数料負担が0%に。
※Alipayの決済手数料0%は2020年9月30日まで。2020年10月以降は有償化する場合があるそうです。
※Alipay利用には、Alipayの審査が必要。
PayPayの導入手順
①始めに下記リンクより、PayPayの公式サイトに遷移します。
②ページ内の「無料でお店に導入する」ボタンをクリック
③加盟店申込に必要な情報を入力して「確認する」をクリック
④記載したメールアドレスにお申込みフォームのリンクが届くので、リンクから遷移して申込を続ければ完了です。
Line Payの導入方法
Line Payはその名の通り、コミュニケーションツールのLineの電子決済サービス。こちらもPayPayと同じように手数料などが無料ですが、決済を行った顧客にメッセージやクーポンを送れるなど、次回も利用してもらいやすくするための集客を行うこともできます。
①始めに下記リンクより、Line Payの公式ページに遷移します。
https://pay.line.me/jp/intro?locale=ja_JP
②ページの右上にある「申請」をクリック
③申請内容入力画面が表示されるので、必須事項の記載と規約事項の同意をチェックを行う。
その後、下までスクロールを行うと「次へ」が表示されるので、そちらをクリック
④アカウント情報や会社情報などの記載を行い、書類提出を行うことで申請完了となります。
⑤申請完了後に、申請内容と提出書類にて審査が行われます。(この際に追加書類が必要となる場合も)
審査が完了し、加盟店登録が行われるとメールにて案内が届くので、メールの内容に従って作業を行えば完了となります。
アリペイ(Alipay)の導入方法
https://www.alibaba.co.jp/service/alipay/
楽天Payなどと同じですが中国が運営している大手のキャッシュレスサービスです。アリペイを利用するには代理店を通す必要がありますが、さまざまな決済代行サービスによって導入することが可能となっています。導入できる決済サービスの中に、先ほど紹介したPayPayの加盟店登録やこの後ご紹介するau Payの加盟店登録を行うことで、アリペイを使用することができるので、アリペイも含めてキャッシュレスを導入するのであれば、まずはPayPay導入や対応の決済代行サービス導入を検討してみてはいかがでしょうか。
海外からの患者さんが多い医院の場合は、アリペイの利用が多いなどという評判もあります。
メルカリペイの導入方法
日本最大のフリマアプリ、メルカリが運用しているキャッシュレス決済です。メルカリペイでは決済手数料が据え置きで1.5%と他のキャッシュレス決済よりも安く、ランニングコストを抑えることができます。
①始めに下記リンクより、メルカリペイの公式ページに遷移します。
https://www.merpay.com/merchant/
②ページの右上または右下にある「加盟店お申込み」をクリック
③メルカリ加盟店お申込みページに遷移後、必要な情報を入力して進むことで、審査が開始されます。
④Web申し込み完了後、店舗用アプリをダウンロードし、審査結果が最短2日でメールされるのでメールを随時チェックしておきましょう。※資料が不足している場合、メールにて追加情報を送る場合もあります。
⑤審査完了後、加盟店専用のスターターキットが届きますので、そちらに従って準備することで使用可能となります。
au Payの導入方法
au Payは現在約2,000万人の登録者数を誇るau WALLETを利用していれば誰でも使えるスマホ決済サービスです。アリペイやWeChat payなど中国で普及している決済も同時に申込むことで使用することができます。
①始めにau Payの公式ページ au PAYに遷移します。
②ページ遷移後、ページ中央にある「お申込みはこちら」をクリック
③au Payの申請用ページの上部に申請手順が記載されておりますので、そちらを確認しましょう。
スクロールを行っていくと、事前に準備する必要がある書類などの記載があり、一番下に仮登録用の記載欄があるので、必須項目に記載完了後に「入力内容を確認する」をクリックすることで次に進むことができます。
auPayのお申し込みはこちらから!
まとめ
この記事ではさまざまなキャッシュレス決済のシステムの導入方法についてご説明しました。クレジットカードや電子マネーなどのキャッシュレス決済を導入することによって、どうしても高額になってしまう実費医療でも現金を持ちは歩く必要がないため利用されやすくなります。これまで説明したように、キャッシュレス決済システムを導入することは難し事ではないので、メリットなどを十分に踏まえたうえで検討してみてはいかがでしょうか。
参考になりましたら是非SNSでシェアをよろしくお願いいたします。
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