医療ライターの1歩を踏み出す方必見!契約前に確認すべき項目5つ!

医療ライターの1歩を踏み出す方必見!契約前に確認すべき項目5つ!

2019.10.09 16:04




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現在需要が高まりつつある医療ライターという仕事。医療の知識や今までの経験も活かしつつ在宅で働けるのも魅力の1つ。ですが契約前に確認すべき項目が確認できていないと報酬と業務内容が見合っていない、予想以上に作業が大変となることも。今回はそんな医療ライターの1歩をふみだすあなたに契約前に確認してほしい5つの項目を、看護師ライターがご紹介します。

 

①記事のボリュームと単価は入念にすり合わせを

必ず確認すべき事項

契約前にまず絶対確認してほしいのが記事のボリューム、いわゆる記事の文字数と単価、金額です。

記事のボリュームは依頼側によって本当にまちまち。

医療系の場合は、3000文字前後が多いのですが1000文字程度のところもあれば中には5000文字、10000文字の依頼も。5000文字~10000文字の場合だとワードで2~3ページ分とかなりのボリュームになります。これから初めて医療ライターに挑戦されるという方はだいたい1000文字~3500文字前後だと無理なく書けるでしょう。

また、記事の単価は1文字いくらというところもあれば記事1つに対していくらという設定をしているところなど依頼側によって異なります。また、近年はライターが増えてきていることもあり依頼側がとても安価で依頼してくることも。

医療の資格と知識を持っているという立派な武器があるので、医療ライター初心者であっても最低でも1文字1円単位で考えてよいでしょう。近年では1文字0.5円~0.1円で、10記事以上書けば報酬は5万円なんていうところもありますが、この単価では5万円の報酬を得るまでに必要な記事量は大量です。

特にこれから医療ライターとして生計を立てていきたいと考えている方は資格を持っていて経験があるということを誇りに持ち、初心者でも堂々と値段交渉をしてみましょう。

 

記事単価の案件は少ないかも…

筆者の経験上、クラウドソーシングなどでお仕事を探される場合、記事単価での契約はかなり少ないと考えています。例えば会社側と直接契約をしているという場合には記事単価で契約してくれるところも少なくないです。

文字単価ではなく記事単価の方が時給及び文字単価に換算すると高い傾向にあるのですが、初心者の場合はまず文字単価でお取引されることをおすすめします。

 

②どこまでが依頼主側でどこまでがライター側で行う業務か確認

ライターと一言で言ってもただ、文章を書くだけではありません。

記事を書くにあたりテーマを決める、構成を決める、記事執筆の3つが基本的なライターの業務と考えています。ですがこのどこからスタートするかは依頼者によって異なります

筆者の経験上最も多いのがテーマも構成も決まっていて記事執筆から開始するもの。これが筆者の所感では、だいたい6割程度となります。次に多いのがテーマだけ決まっていて構成と執筆を行うもの。これがだいたい3割程度といったところです。

その次がテーマも構成も自身で決めて執筆するもの。これがだいたい1割程度になります。筆者自身がこの中で1番難しいと考えるのがテーマだけ決まっていて構成と執筆を行うもの。依頼者によっては構成から行うように依頼していても実は書いてほしい構成の大筋は決まっていてそちらに誘導したいという思惑があるところもあります。

この構成やテーマ決めも報酬に含まれていますので、やや給料はお高くなる傾向にありますがここに時間をかけてしまうと時間換算で見るとかなり安い給料になることも。初めてライターに挑戦するという方はまず執筆のみの案件を選び、いろいろな依頼主のテーマや構成の案を見てテーマや構成の方法を学んでから構成やテーマ決めを含むお仕事にチャレンジされることをおすすめします。

 

1文字1円でも時給換算したら安い!お断りした事例

構成案を提出しても全くの見当違いで返してくる依頼者。依頼主の会社をホームページなどでよくよく調べると担当者含めすべての社員が医療業界未経験。そのため医療のことを理解しておらず医療人からしたら「?」と思うような構成案を要求されていました。もちろん、報酬は構成の段階から発生しているので1文字1円以上だったとしても時間換算で考えると時給はかなり安くなってしまいます。こういった経緯があり筆者自身は1文字1円以上でしたがお断りをしたこともありました。

 

③期日は無理なくできるか

ライターは在宅で仕事をし、自分のペースで仕事ができるのが魅力

しかし、その分期日については非常にシビアに見られています。もちろん、期日当日までに完成させればいいのですが特に最初の方は本当にちゃんと依頼し合物を提出してくれるのか…と何度も確認をする方も少なからずいます。そのため、できることなら最初のうちは期日よりも2~3日前に提出できるのがベスト

実際筆者も長い期間依頼いただいている会社であっても今でも期日の2~3日前に提出をしています。顔が見えず文字でやり取りする分、信頼を得るということは非常に大切です。

そのためにも自分が無理なく書ける期日であるかどうかは重要です。

 

④自分の専門性とマッチしているか

依頼主側は看護師という資格を持っているならすべてを網羅していると思っている方もいます。

ですが、看護師だって自分が働いていた診療科は得意としていても自分が働いていなかった診療科であれば看護学生以来に携わることとなるでしょう。もちろん、参考文献を見ればなんとなく思い出してかける方もいますし、医療用語などベースはわかっているから書けるという方も少なからずいます。ですが、しっかりと知識が入っていなければアウトプットして記事に起こすのはかなり難儀。

自分の専門性とマッチしているのか?依頼される際にはしっかりと確認しておくとよいでしょう。

 

経験があっても専門外の記事は難儀…

筆者も自分の専門外、しかも学生時代から苦手だった血液内科の分野を依頼された際には簡単な内容で構わないということでしたが参考文献を見ても自分の文章で起こせる自信がなくお断りしたことがあります。

 

⑤できれば運営側のサイトなどで記事の方向性を確認

「医療系の記事を書いてほしい」「看護師としての経験談を書いてほしい」というよくある依頼内容ですが、求められるクオリティーはさまざま

教科書や研究論文レベルのものもあれば、文字の量を意識していて内容は薄くても大丈夫というもの。指定されたキーワードが入っていれば下手したら医療職でなくてもかけそうなレベルのものまであります。

例えば、研究論文レベルのものを求めている会社に内容の薄いものを提出したら報酬をもらえない可能性もあります。逆に、簡単なレベルのものを求めている会社に論文レベルのものを出せばせっかく頑張って執筆したもので合っても大幅な修正依頼が来てしまい時間の無駄になることも。

依頼主側がどのような記事を求めているのかを知るためにも運営側のサイトを一度送っていただき、その記事を見たうえで方向性を確認して執筆するというのがよいでしょう。そのうえで執筆できない!と判断された際には辞退してしまうことがおすすめ。あくまで筆者の考えですが、医療ライター初心者である場合、看護研究などをしたことがない方には論文レベルは難しいと考えます。看護研究をしたことがあるという方でも期日との相関性をとると初心者で論文レベルのものを書くのはかなり大変でしょう。

 

【ライター】RAY 看護師

今回は出版社勤務を経てライターとしても活躍中の看護師ライター目線で、ライティングをこれから始める医療職の方向けにアドバイスをまとめていただきました。

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