【パパ・ママ必見】幼児教育・保育無償化!いつから?2019年10月から全面実施

【パパ・ママ必見】幼児教育・保育無償化!いつから?2019年10月から全面実施

2019.09.09 18:26




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子育てをしていると、あらゆることにお金がかかってきます。 幼稚園3歳から高等学校第3学年までの15年間,全て私立に通った場合の学習費総額は約1,770万円

全て公立に通った場合は約 540万円もかかります。(平成28年度子供の学習費調査より)

 

最近新聞やテレビなどで、取り上げられることが多い「幼児教育・保育の無償化」ですが、2020年4月実施予定だったのが、早まり2019年10月からスタートします! お子さんを保育園・幼稚園に通わせている保護者の方にとっては、ハッピーなニュースですよね。

しかしながら、制度について現時点で詳しく理解していないお父さん・お母さんも多いはず・・・。

 そこで今回は、2019年10月から全面実施予定の幼児教育・保育の無償化について話をしていきます。

 

政府はなぜ幼児教育・保育の無償化を進めているの?

政府が懸念している、少子化問題。 20・30代の若い世代が子供数を持たないのは「子育てや教育にお金がかかる」というのが、最大の理由となっており「教育をサポートして欲しい」「子育てと仕事の両立をしていきたい」という声が多いのが現状です。

そこで政府は、幼児教育の無償化を図ることによって保護者の負担を軽減して、少子化対策に結び付けようとしているというわけです。

 

幼児教育・保育の無償化の範囲はどこまで?

気になるのが、無償化の範囲。

政府は、2019年10月から3歳から5歳までの全ての子供たちの幼稚園、保育所、認定こども園の費用を無償化する予定だと発表しています。

現在は、住民税非課税世帯の第2子以降が無償とされていますが、それが全世帯に広がるというわけです。

年長の場合は、卒園までの半年間は無償化が反映されます。

また新制度の対象とならない幼稚園に関しても、公平に同制度における利用者負担額を上限として無償化するとのことで、安心してください。

 

政府の発表によれば、以下の場合も無償化の対象となっています。

地域型保育と呼ばれる施設も無料化の対象 (小規模保育、家庭的保育、居宅訪問型保育及び事業所内保育)

企業主導型保育事業も、利用者負担相当分を無償化の対象

0歳~2歳児についても、住民税非課税世帯を対象として無償化を進める予定

就学前の障害児の発達支援も、無償化の対象 (※幼稚園、保育所及び認定こども園と障害児通園施設の両方を利用する場合は、両方とも無償化の対象)

 

認可保育園に入りたいけど、入れない家庭はどうなる? 

「認可保育園に入りたいのに、どう頑張っても入れない」「希望の認可保育園にも入園できないし、無償化の対象にもならなかったら・・・どうしたらいいの?」という不安な声も聞こえてきます。

特に、都内では認可保育園を希望したけれども入園できずに、仕方なく認可外の保育園に子供を通わせる保護者の方がたくさんいます。待機児童問題は、一向に解決していません。 でも、安心してください!

政府は認可外の保育所に通わせている場合でも、認可保育所に入園させている場合と同様に、無償化の対象とすることを発表しています。

 

全国平均は?1年間・子供1人当たりの幼稚園と保育園の費用

いったい私達は子供を保育園・幼稚園などに通わせるにあたって、どのくらいの費用をかけているのでしょうか?

 

幼稚園について

 幼稚園について 文部科学省の平成28年度子供の学習費調査によって、保護者が支出した1年間・子供一人当たりの経費の全国平均が算出されています。 ここで、気になるのが「子供一人当たりの経費」とは、何を指しているのかということですよね。

 内訳は

「学校教育費 」・「学校給食費 」・「学校外活動」 となっています。

調査の結果、学習費用の総額は、以下のようになりました。

 ・公立幼稚園 23万4千円  ・私立幼稚園 48万2千円

やはり私立幼稚園は、倍の費用がかかります。

 

 保育園について

厚生労働省が発表した「平成24年 地域児童福祉事業等調査」によると、認可保育園に入所している子ども1人あたりの月額保育料の平均は20,491円です。 単純計算をすると、1年で245,892円となります。

そして、認可外保育施設の場合は「どこに預けるのか?」によって料金に違いがありますが、ざっくりとお話をすると、

・事業所内保育施設:1~3万円未満

・ベビーホテル&その他の認可外保育施設:3~5万円未満 と言えます。

詳しくお知りになりたい方は、こちらからご確認ください。

平成24年 地域児童福祉事業等調査の概況 https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jidou/12/index.html

 

まとめ

いかがでしたか? 2019年10月から「幼児教育の無償化」がスタートします。

どのご家庭でも公平に支援を受けることができるように、きちんと政府も考えてくれているようです。

しかしながら、幼児教育の無償化になったからといって、家計が楽になるかと言ったら、決してそうではありませんよね。消費税が上がるということは、物価も上がります。 子育てファミリーには嬉しい新制度ですが、全体的に子育てがしやすい世の中になるといいですね!

 

また、比較的最近ですが、令和元年8月5日より内閣府による幼児教育・保育の無償化 特設ページが用意されています。(2019年9月現在)

https://www.youhomushouka.go.jp/

こちらの幼児教育・保育の無償化特設サイトのキャラクターを務めるのは、パパママにおなじみの、NHKの「おかあさんといっしょ」の11代目のうたのおにいさんとして人気を博した横山だいすけお兄さんです!

こちらのホームページではシュミレーター制度早わかり表も用意されていて非常にわかりやすく掲載されています。ぜひ2019年10月になる前にご確認ください。

 

 

 

この記事は以下の内閣府の発表などを元にまとめております。

詳しく見たい方はこちら (内閣府)

 

(ライター ゆりぽん  元テレビディレクターの子育てママ ・編集加筆 Dspace運営) (こちらの記事は弊社運営のdwoman.net(dspace plus内に移行します)に掲載した記事を編集したものです。)

(カバー画像/ デザインDspace運営・イラスト提供 ©︎RENA YAMANAKA   無断使用・転載を禁じます。)

 

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