【開業】「歯科」向けオンプレ型・クラウド型電子カルテ厳選6選

【開業】「歯科」向けオンプレ型・クラウド型電子カルテ厳選6選

2019.08.06 20:40




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歯科医師や歯科衛生士なら毎日使っているカルテ。紙カルテも一定数あるかもしれませんが、大体の方は何かしらの電子カルテを使用したことがあると思います。

 

勤務している身だと、どこのメーカーのカルテを使っているか、あまり意識しないと思います。

しかしながら、開業するとなると、どの電子カルテを選ぶかというのは、開業時の資金計画(導入費用)から、日常的な、カルテ入力業務、ひいては人件費、月額費用など継続的に医院の運営に関わってくる大きな存在となってきます。

 

そこで、今回は開業を検討中、カルテについて調べたい方のために、google検索で主に1ページ目に出てくるような主流な電子カルテサービスをクラウド型(インターネットを介して利用するタイプ)・オンプレ型(従来型)の2つのタイプに分けてご紹介していきます。

 

※詳細は、各社に直接お問い合わせをお願いいたします。(弊社では、ユーザー目線の調査のもとで記事にしているため、お問い合わせにはご対応できかねます。)

 

「クラウド型」歯科向け電子カルテ

導入コストやスピードを重視できる、オンラインで利用するタイプの「クラウド型」歯科向け電子カルテをご紹介致します。

クラウド型・オンプレ型の違いを知りたい方はこちらの記事もどうぞ!

知っておきたい電子カルテの知識 オンプレ型とクラウド型の違いとは?

 

①With エポック

  【URL】http://www.media-inc.co.jp/product/ecwe/

【運営企業】:メディア株式会社

【特徴(メリット)】

基本的な電子カルテ業務はもちろんのこと、禁忌薬剤アラート、薬剤選択支援システムを導入し、薬剤による医療事故を防止します。

カルテに記載すると同時に、「医療保険レセプト」と「介護保険レセプト」を作成することが可能です。

訪問歯科診療における必要事項をナビゲートしてくれる『訪問歯科ナビWithYou』と連携することもでき、一つのシステムで訪問歯科診療を行うことができます。

保険矯正治療に特化した、「保険矯正版」もリリースされています。

 

【導入費用】要問い合わせ

【月額利用料】29,500円~

 

②iQualte

【URL】http://www.dentalx.jp/01product/iqalte.html

 

【運営企業】株式会社プラネット

【特徴(メリット)】

手書き用の1号・2号カルテそのまま採用した、クラウド型の電子カルテです。

カルテの作成や領収書、処方箋の発行、レセプトビューまで、すべてiPadで操作を行うことが可能です。

同社が提供する「DentalX」、「Dental Hub」と連携することにより、予約管理、画像管理、歯周検査等の管理、情報提供文書の管理することもできます。

Apple Pencilを使うことで、iPadに手書きすることも可能です。

独自のサポートアプリ「さぽせん」やFacebookのコミュニティを利用した、サポート体制も整っています。

リース切れによる買い替えが必要ないという点も嬉しいメリットです。

 

【導入費用】300,000円~(メンバー特価60,000円~)

【月額利用料】8,000円~(メンバー特価5,000円~)

 

「オンプレ型」歯科向け電子カルテ

システムのカスタマイズがしやすい、従来型とも呼ばれる「オンプレ型」歯科向け電子カルテをご紹介致します。

(院内でシステムを作るタイプ。)

 

①WiseStaff

【URL】https://www.nhosa.com/

【運営企業】株式会社ノーザ

【特徴(メリット)】

安全性を重視したNTTデータの「@OnDemand接続サービス」を採用しています。

訪問診療でも利用できるだけでなく、本院のデータを分院にて共有・管理することも可能です。

レセプト業務は、オンライン請求、電子媒体請求ともに、サーバー機1台で管理することができます。

各社レントゲンメーカーの画像管理ソフトや予約管理ソフトなどのアプリケーションと連携することもできます。

導入後だけでなく、導入時も専任のスタッフがサポートしてくれるので安心です。

 

【導入費用】要問い合わせ

【月額利用料】要問い合わせ

 

②Denty-SEED

【URL】http://www.hitachi-hs.co.jp/products/dental/denty-seed/

【運営企業】日立ヘルスケアシステムズ

【特徴(メリット)】充填・KP・インレーの窩洞面を指定することで単純・複雑を自動で判別してくれます。

その他、口腔即時表示、1歯牙単位履歴表示、患者提供文書を標準搭載しています。

オンラインネットワークサービスを経由すれば、レセプトオンライン請求や報酬改定のダウンロード、バックアップなども行うことができます。

同社の「Nxib」を使用すれば、患者様へのプレゼンテーションも可能です。

また、レセプトプレビューをiPadに転送することもできるので、診察室の外や外出先でもカルテをチェックすることが可能になります。

 

【導入費用】要問い合わせ

【月額利用料】要問い合わせ

 

③電子カルテシステムWith

【URL】http://www.media-inc.co.jp/product/ecw/

【運営企業】メディア株式会社

【特徴(メリット)】受付からレセプト作成までを一手に引き受けるシステムです。

特許を取得した「歯科問診・医療面接支援システム」により、有病者に対する「歯科治療時の注意点」をアラートする機能が搭載されています。

カルテ記載コンテンツは、カスタマイズが可能です。

薬剤データベースによる、薬剤チェック・アラート機能も備わっています。

初期導入のサポートや導入後のオンラインサポートだけでなく、より良い病院づくりを叶える「院内運用活用サポート」なども充実しています。

【導入費用】要問い合わせ

【月額利用料】要問い合わせ

 

④Opt.one3

【URL】https://ssl.opt-net.jp/optone-hikaku.php

 

【運営企業】株式会社オプテック

【特徴(メリット)】

患者様の情報を時系列で一画面に表示するので、一目で経過がわかりやすくなっています。

Q&A形式のSOAP入力で、患者さんに質問をしながら入力することが可能です。

医療保険・介護保険の同時請求も行うことができます。

カルテ作成はもちろんのこと、レセプト業務、会計、歯周検査、歯科指導など、歯科運営に関わる様々な分野を一手にカバーするシステムです。

また、業界では初めて電子カルテにAIを導入し、診療をサポートしてもらえます。

 

【導入費用】1,500,000円~

【月額利用料】17,900円~

 

まとめ

今回まとめるにあたってリサーチをしましたが、医科に比べると歯科はクラウド型の電子カルテ数はまだ少ないです。数が少ない分、比較もしやすいと思われるので、時間をかけて検討できそうですね。

 

よくWebの世界では、UI(ユーザーインターフェース)という用語が使われます。UIとは、サービスが利用者に触れる接点のことです。ホームページでいうと画面やボタンなど。

最近では、Web同様、各電子カルテメーカーも、ますますUIにこだわって開発を行なっていくのではないかと思います。

 

UIにこだわっている(お金をかけている)企業であれば、おそらくホームページからUIにこだわっているはずです。

実際のサービスを見る前に、各企業のホームページのUIをみて気に入ったサービスを選択するのもいい判断材料ではないかと思います。

 

 

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