集患のためのブログ。検索上位を目指すためにできること【SEOの基礎知識③】

集患のためのブログ。検索上位を目指すためにできること【SEOの基礎知識③】

2019.08.30 13:35




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Dspaceでは、クリニック経営者、開業を考えている医療人のスキルアップ、経営力アップを図りたいと考え、各種コンテンツをアップデートしていく予定です。

そこでSEO関連に関しては、某大手サイトで、トップの実績者として受賞歴のあるSEOの専門家大塚氏に、クリニック経営者のために数編に渡りポイントを教えていただきました。今回は第3回目。ぜひ一読して、クリニック経営にお役立てください。

集患のためのブログ。検索上位を目指すためにできること

 

病院での集患(集客)を結びつかせるために日々、努力を積み重ねているクリニックも多いと思います。逆に思い通りにならず…苦戦されている方もいらっしゃると思います。

検索上位を目指すためにやるべきこと、逆にやってはいけないことを解説していきます。

 

1. 複数のページを作らない

良く集患に苦戦していると結構やってしまう方が多いのですが元のホームページを残して、新しいホームページをデザインを変えて作成、複数保有するというケースがあります。

まずグーグルの検索ロボット自体は物凄い賢く、全世界のデータを保有しています。その中で同じ住所、同じ病院のホームページが二つあった場合、どちらか一方しか評価されません。

これは元々同じURLは1~3ドメインまでしか表示されない(検索したときに通販サイトでも同じ商品があまり羅列されず楽天やAmazonなど複数表示される)という仕組みが根本にあります。これがURLを変えたとしても同様で同じクリニックなのに複数のホームページがあるのは、同じサイトとみなされてしまい、せっかく作った新しい方が全く表示されない。似たようなコンテンツを作ってしまって、コピーサイトと認識されてしまい旧サイトのSEOが落ちてしまう等、さまざまなマイナスケースがあります。

 

後はSEOの本質的な部分ですが、クリニック以外でも、ホームページのページ数を増やさないと検索順位も上がりません。仮に上記のマイナスの影響が少ないといった場合でも、二つのページを作成してそれぞれのURLが違うので、それぞれのページ数を増やしていかなければなりません。

 

Aサイトに50コンテンツ(ページ)

Bサイトに50コンテンツ(ページ)

 

仮に力を分散させて記事を上げるよりは

AサイトかBサイトに100記事挿入した方がその対象のURLは力が強まります。

通常はあまり複数サイトを所持している病院は少ないと思いますが、ライバル仮に毎月100ページ作成。自院はAサイト50ページ作成、Bサイト50ページ作成。

年間ライバル1200ページ増えている中、自社はAサイト600ページとBサイト600ページ。ライバルも同様にSEOがしっかりしたサイトで同じ条件であれば、一生かかっても検索順位は抜かせない状態に陥ります。

使える経費が1200ページと1200ページで、カバーできる収益があるのであれば別ですが、分散するメリットがそこにあるか、両立できるかを考えなければなりません。

 

複数ホームページを持っていいケースは、同じ系列でも東京と名古屋と地域が違う。もう一つはコンセプトが違う。片方は病院の情報。片方は健康サイトというケース。

こういった作り方であれば問題はありません。

ただ理想はメインのURL、ドメインをサブドメインとして構築してあげると、メイン=サブ なのでサブドメインの情報サイトが育てばメインサイトも自然と育っていくので、どうしても複数ページをやるのであれば上記の方法がおすすめです。

 

 

2. 外部リンク(外部対策)に頼りすぎない

SEOには内部の対策(コンテンツを増やす。本文を増やす。適切なタイトルをつける等)と外部対策(評価の高いサイトからリンクを貼る)という二つの方法があります。

 

通常、正規の方法としては内部のコンテンツを充実させてユーザーから評価をもらい外部のサイトからリンクを貼ってもらうという自然にリンクが増えるというのが一般的です。

 

この外部のリンクを業者さんから購入し、リンクを貼ってもらうというSEO対策もあります。

外部対策自体はSEOとして有効なのですが、業者さんがあまり経験がない場合や適当に運用している場合、グーグルがすべてを見逃してくれるほど甘くはないといった現状があります。

 

きっちりした業者であれば、IPアドレスをそれぞれ違うものにし、サーバー自体も全く違うものにする。同一サイトに、他の関連性のないサイトを貼らない等、いかに自然なリンクに見せて評価を上げるという方法をとります。

 

正直、プロの目からみても良い会社、良くない会社、この見極めは非常に難しかったりします。(探り当てることはできますが、その会社の関係者以外から調べると調査に時間がかかりすぎるので、調べるのに労力や経費がかかる)

 

内部対策はSEOとユーザビリティがしっかり対策されていれば、グーグルのアルゴリズムが大変動しない限り一定の順位の揺らぎがあっても大幅に力がなくなることはなく、その影響は少なくてすみます(しっかりしていると上がるケースの方が多いです)

 

外部対策はいつかなくなるもの。グーグルが相手先の評価を下げれば100ある力が50や0になってしまい、1位を保ち続けていた自院のサイトが一気に圏外に飛ばされてしまうというのも珍しくありません。

内部対策自体、評価の見直しが変わると100あるものが80や50に下がることはありますが、きちんとしたサイト作りをしていれば0になることはほぼありません。

 

仮に外部対策をする場合、内部のコンテンツも増やしながら併用して行うのが、いざというときにリスクヘッジになるため基本的に両立するのがおすすめです。

 

本来の理想としては、外部対策自体行わず、リンクは自然に任せてユーザーのためになるコンテンツを増やし続けるのが一番正しいやり方ではあります。

 

まとめ

グーグルの公式発表自体も難しいことを言っているように見えますが、ユーザーのためになるサイトであること、この本質自体は10年以上変わってはいません。

細かいタイトルの付け方、そこに記載されている本文のボリュームの多さ。こういった細かいルールの適正化は日々変化していますが、SEOがしっかり対策されたサイトであれば、影響はプラスに転じることが多く、しっかりしていないサイトは順位を大幅に落としているといった状況にすぎなかったりします。

 

【ライター】大塚幸一

弊社SEO・SEM特別顧問ライター

大手サイトで圧倒的実績と受賞実績を持つSEO集客コンサルティング・マーケティングのプロ。

 

 

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