【最新2023年度版(2024年実施)】すぐわかる!助産師国家試験合格発表後の免許証受け取りまでの流れ【第107回】
2024.02.22 20:57
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医療系の資格も国家試験ラッシュの2月3月になりますが、今回は助産師国家試験合格後の流れについてまとめました。これを読めば、合格発表から、免許取得・変更等の流れまですぐにわかります。こちらの記事は、2023年度版(2024年春試験・合格発表実施試験について)です。
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第107回 助産師国家試験国家試験 (2023年度)の概要
第107回助産師国家試験の日程(2023年度)
令和6年2月8日(木曜日)
第107回助産師国家試験の会場
試験地は 北海道、青森県、宮城県、東京都、新潟県、愛知県、石川県、大阪府、広島県、香川県、福岡県及び沖縄県 の12 都道府県
第107回助産師国家試験の国家試験内容
試験科目は、以下の通りです。
基礎助産学
助産診断・技術学
地域母子保健及び助産管理
参考)
助産師国家試験の施行
厚生労働省 助産師国家試験国家試験の施行について(令和5年8月1日)
https://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/shikaku_shiken/josanpu/
第107回助産師国家試験試験問題と回答
助産師国家試験の試験問題と回答は、厚生労働省サイトで毎年公表されています。
厚生労働省 第107回助産師国家試験国家試験の正答値表は、公表され次第更新します。
参考までに、昨年の第106回助産師国家試験正答値表は下記よりご確認いただけます。
厚生労働省 第106回助産師国家試験正答値表
https://www.mhlw.go.jp/general/sikaku/successlist/2023/siken03_04_05/dl/seitou_josanshi.pdf
第107回助産師国家試験合格者数・合格率
出願者数・受験者数・合格率は例年厚生労働省のホームページで公表されています。
第107回 助産師国家試験国家試験 合格者数・合格率は公表され次第更新します)
参考までに、昨年の第106回助産師国家試験の出願者数・受験者数・合格率は 下記のとおりでした。
(出願者数) | (受験者数) | (合格者数) | (合格率) | |
---|---|---|---|---|
第106回助産師 | 2,084人 | 2,067人 | 1,977人 | 95.6% |
(うち新卒者 | 2,070人 | 2,055人 | 1,971人 | 95.9%) |
参考:厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/general/sikaku/successlist/2023/siken03_04_05/about.html
第107回助産師国家試験の合格発表日程・場所・ホームページ(2023年度)
第107回助産師国家試験も、現地発表はなく、ホームページでの合格発表のみ
第107回助産師国家試験の合格者の発表は令和6年3月22日(金曜日)午後2時に厚生労働省ホームページで発表されます。
以下のリンクで、各試験の合格発表欄に「合格発表(速報)」及び「合格発表について」と表示されます。発表前には昨年度のものが表示されますのでご注意ください。確認の際は、必ず年度をご確認ください。
厚生労働省 国家試験合格発表
https://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/shikaku_shiken/goukaku.html
各受験者へ成績・合否の書面通知がきます。
作年の第107回助産師国家試験の合格速報リンクは以下になります。
厚生労働省 第106回助産師国家試験合格速報
https://www.mhlw.go.jp/general/sikaku/successlist/2023/siken04/hp04.html
助産師国家試験の合格発表後の手続き・費用
免許申請
「合格通知証」が届いたら、免許申請を行います。申請は住所地の保健所(一部県については県庁)で行います。
助産師の免許申請に必要なものは以下になります。
- 9,000円(収入印紙) 登録免許税(手数料)として
- 助産師免許申請書 (所定の用紙を利用。)
- 住民票の写し等 ※下記参照
- 健康診断書 (所定の用紙を利用。 発行日から1ヶ月以内のものに限る。)
- 登録済証明書*用はがき(63円切手を貼ったもの)
※ 「住民票の写し等」に関しては下記のいずれかのもので、発行日から6ヶ月以内のものに。
住民票の写し(本籍が記載されかつ、個人番号が記載されていないものに限る)
又は戸籍抄(謄)本(出願後の本籍又は氏名の変更の有無が有の場合もしくは免許証の氏名に旧姓の併記を希望する場合には、必ず本籍または氏名の変更経過が確認できる戸籍抄(謄)本。
外国籍の方については、短期在留者は「旅券その他の身分を証する書類の写し」、中長期在留者・特別永住者は「住民票の写し」(国籍等が記載されており、個人番号が記載されていないものに限る))”
*登録済証明書
2022年(令和4)年2月21日から厚生労働省のホームページでオンラインで発行できるようになりました。オンライン申請について(保健師・助産師・看護師)、は次の小見出しをご確認ください。
資格申請案内はこちら(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/shikakushinsei.html
・手続き概要(保健師免許、助産師免許、看護師免許申請について)
登録済証明書のオンライン申請について(保健師・助産師・看護師)
登録済証明書について、2022年(令和4)年2月21日から厚生労働省のホームページでオンラインで発行できるようになりました。
なお、登録済証明書の発行については、従来通り葉書による申請も可能です。オンライン申請が可能になります。
(参考:・オンライン申請手順(保健師・助産師・看護師))
オンライン申請先
医師等免許登録確認システム https://confirmationdt.mhlw.go.jp
オンライン申請については、別の記事でも詳細をまとめていますのでご参照ください。→【2022年最新版】登録済証明書のオンライン発行の方法ー医師等免許登録確認システムー
登録済証明書オンライン申請手順(看護師・保健師・助産師)
申請情報の仮登録
STEP1
該当する申請メニューを選択、情報を入力して仮登録
・免許取得時は、「新規申請時の登録済証明書を希望する方はこちら」にアクセスしてください。
・免許証の内容の変更時(氏名、本籍地等の変更)は、「書換申請時の登録済証明書を希望する方はこちら」にアクセスしてください。
・免許証の亡失又はき損時は、「再交付申請時の登録済証明書を希望する方はこちら」にアクセスしてください。
仮登録完了メールの受信
STEP2
仮登録完了メールに記載されたURLにアクセス
申請情報収集の本登録
STEP3 仮登録完了メールに記載された仮パスワードを入力して本登録
※仮パスワード有効時間は仮登録完了メール受信後30分間です。
本登録完了メールの受信
・厚生労働省にて申請書の確認、登録後にオンライン申請サイトで仮登録されたメールアドレス宛にID・パスワード を記載された本登録完了メールが届きます。なお、免許申請手続きについては、厚生労働省が申請書を受付後、 書類不備や欠格事由の該当有無等について審査を行った上で籍登録することになっており、この審査には一定の期間を要します。当メールは、これらの審査後に連絡が行くことになるため、お時間を有することをご承知おき願います。
(注)年度当初の新規免許申請の繁忙期には、本登録完了のメールが届くまでに2ヶ月程度の時間を要する場合もございます。
・本登録完了メールが届かない場合は、申請情報に誤りがある場合があるので、オンライン申請サイトのお問い合わせフォーム(https://confirmationdt.mhlw.go.jp/KIM030_01F.aspx)からお問い合わせください。
登録済証明書の発行
STEP4 本登録完了メールの受信後、登録済証明書を発行
・本登録完了メールに記載されたURL又は「登録済証明書を発行される方はこちら」にアクセスして、
本登録完了メールに記載されたID・パスワードを入力してください。
・登録済証明書は5回まで発行できます。5回の発行以降に登録済証明書を発行する場合は、再度申請が必要となります。
参考:厚生労働省
オンライン申請手順(保健師・助産師・看護師)
https://www.mhlw.go.jp/content/000895908.pdf
免許証取得までの期間
免許申請から約1ヶ月前後で「登録済み証明書」が届きます。
これにより厚生労働省の有資格者名簿に登録されたこととなり、助産師としての業務が可能となります。
※有資格者として業務を行うには、免許申請を行い、厚生労働省の有資格者名簿に登録されることが必要になります。免許申請を行わず、登録される前に業務に従事した場合、行政処分の対象となります。
免許証は免許申請から概ね2ヶ月~3ヶ月ほどでできあがります。 免許証ができあがったら保健所から「免許証交付通知はがき」が届きます。 それを持って保健所窓口へ免許証を受け取りに行きます。
婚姻や本籍変更・紛失等の免許証交付申請手続き方法
籍(名簿)訂正・免許証書換え交付申請交付申請
氏名や本籍地が変わった場合は変更後〜30日(要確認)以内に届け出が必要となります。
申請は住所地の保健所(一部県については県庁)になります。
必要なものは以下になります。
1,000円(収入印紙)
籍訂正・書き替え交付申請書
戸籍抄(謄)本 (発行日から6ヶ月以内のものに限る)
免許証
参考
・保健師籍、助産師籍、看護師籍の訂正と免許証書換え申請手続について 手続概要(厚労省)
https://www.mhlw.go.jp/content/000740131.pdf
・訂正・書換申請 (厚労省)
免許証再交付申請
紛失した場合や、き損した場合は再発行が必要になります。
申請は住所地の保健所(一部県については県庁)になります。
必要なものは以下になります。
3,100円(収入印紙)
住民票の写し(本籍が記載されており、個人番号が記載されていないもの。発行日から6ヶ月以内のものに限る)
免許証(き損の場合)
参考
まとめ
助産師免許証は就職等の際に職場への提出が必要になります。また、在職中も定期的に職場への提出が必要になります。免許がなければ、業務に従事することができません。そのため、合格が分かり次第申請をされることをおすすめします。
各リンクも記載していますので、公式サイトを確認しながら正しい方法で免許取得まで頑張ってください!
受験者の皆様方は、今年の国家試験受験おつかれさまです!
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