#66 コロナ禍で私が派遣ナースに決めた理由
2021.05.28 09:00
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医療職の方のキャリアや人生に対しての視野を広げるDspace Plusの「のぞき見みんなのキャリア」では、様々な医療職の方をインタビューします。
66回目は、派遣ナースとしてお仕事をしているはるさんです。
キャリアや医療業界に関してのお考えについて教えていただきました。ぜひご一読ください。
写真はイメージです。
はる
5年一貫高校出身。20歳で正看護師免許取得。病棟看護師を1年で辞め、美容皮膚科クリニックで3年半、副主任まで勤めたのち、現在派遣非常勤+スポットで働く6年目看護師。趣味はアウトドアです。
ーまずは、はるさんが看護師を目指したきっかけをお教えください。
きっかけはTVドラマだったと思います。幼稚園のアルバムにも将来の夢は看護婦さんと書かれており、物心ついた時にはすでに憧れの職業でした。
ーはるさんは、現在どのようにお仕事されていますか?
現在、メインはサービス付き高齢者向け住宅で夜勤専従の介護士として働いています。また、メインの仕事が休みの日は訪問入浴やデイサービス、老人ホーム等のスポット看護師として働いています。
その前の半年間程、趣味の為に北海道で看護師とは無関係の仕事をしており、正直なところ、ブランクに対して不安があったので吸引や排泄介助、食事介助などの高度な技術を伴わない介護士のお仕事をメインとし、その仕事の休日に看護師としてスポットで働いています。
ー現在は派遣とスポットで勤務中とのことですが、キャリアの選択を悩んだことはありましたか?現在のキャリアに進むに当たって、どのように決断しましたか?
臨床経験が1年しか無かった為、派遣だと仕事が限られることが多く、正社員として働くかすごく迷いました。
病棟に戻りたい気持ちもありましたが、このコロナ禍でブランクのある自分が上手く働けるか不安があり、コロナが落ち着いたら病棟に戻ろうと決め派遣看護師として働く決断をしました。
ーそうだったのですね。コロナ禍では、経験年数があったとしても、まだ治療方法が定まっていない感染症への対応に不安は皆さんありますからはるさんのような気持ちの方はきっと多いことと思います。
今後は、どのようにお仕事をしていこうと考えていらっしゃいますか?
今後はキャリアを積む為にも急性期の病棟で働きたいと思っています。
今後の看護師としての可能性を広げたいです。
ー現在の働き方ならではのエピソードや感じていることをお教えください。
派遣は働いた分だけ稼げますが、体調を崩すとマイナスになる為、このコロナ窩では特に体調管理には気を遣います。
逆に自分で休みたい日を調整することはできるので、プライベートと仕事を両立しやすく感じています。
ーお仕事の日はどのようなスケジュールで生活していらっしゃいますか?
派遣ナースはるさんのタイムスケジュール
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-
PM 14:00
起床・家事・出勤の準備
-
PM18:30
勤務開始(夜勤)
-
AM9:30
勤務終了
-
AM10:00
朝食・家事
-
AM11:00
就寝
-
PM18:00
起床
-
PM19:00
夕食・自由・寝る準備
-
PM24:00
就寝
(※次の日夜勤の繰り返し)
-
AM07:00
起床・出勤の準備
-
AM8:30〜
勤務開始
(スポットバイト)
-
PM17:30
勤務終了
-
PM18:00
帰宅・自由
-
AM4:00
就寝
ー現在キャリアを継続する上で、大変なことと、それに対して工夫している点はなんですか?
単発のお仕事だと、初めての人たちと初めての仕事も多いので大変だと感じる事もあります。また、仕事を教わる時の第一印象には特に気を使います。基本中の基本ですが、笑顔で明るく挨拶をすること、わからない事はすぐ聞くことなど、コミュニケーションを大切に行動しています。
ープライベートと仕事の両立を実現するため今の医療業界に必要なものは何でしょうか?
派遣をしていると、やってみたい求人でも勤務時間が合わず見送る事もあります。家庭を持ってる方々なら尚更働ける場所が限られ、潜在看護師として別の仕事を選択している方もいるかと思います。勤務形態を固定するのではなく、もっと自由に個々が時間を選択できたりすると今より更に仕事とプライベートを両立でき充実した生活ををくれるのではないかと思います。
ー今後の医療業界に期待することをお教えください。
副業が解禁され、もっと自由に働ける環境が整えばと思います。
私は今、メインの職場で他の正社員と同じように働いていますが、派遣なので休みの日はまた別の場所で資格を生かして働いています。看護師の需要は高いですし、常に不足している状況かと思うので、もっと働く意欲のある人達が活躍できる環境が整うことを期待します。
ー最後に読者の医療職の皆様に一言お願い致します。
なかなかコロナウイルスの状況が良くならず、不安や不満があるかと思いますが少しでも早く今までの生活を取り戻せる様頑張っていきましょう。
ーはるさん、今回は貴重なご経験をお話いただき誠にありがとうございました。
正社員で働こうか、派遣になってみようか同じように悩んでいる方も多いはず。
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