
【最新2023年度版(2024年実施)】すぐわかる!臨床検査技師国家試験合格発表後の免許証受け取りまでの流れ【第70回】
2024.02.16 02:20
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医療系の資格も国家試験ラッシュの2月3月になりますが、Dspace Plusでは、毎年、各種医療系国家試験の資格取得後の手続きについてまとめています。
今回は、臨床検査技師国家試験の合格後の流れについてまとめました。これを読めば、合格発表から、免許取得・変更等の流れまですぐにわかります。
こちらの記事は、令和5年度・2023年度版(2024年春試験・合格発表実施試験について)です。
第70回臨床検査技師国家試験(2023年度)の概要
第70回臨床検査技師国家試験の日程(2023年度)
令和6年2月14日(水曜日)
第70回臨床検査技師国家試験の試験会場
試験地は 北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、広島県、香川県、福岡県及び沖縄県 の9 都道府県
第70回臨床検査技師国家試験の試験内容
試験科目は、以下の通りです。
第70回臨床検査技師国家試験の試験科目
・医用工学概論(情報科学概論及び検査機器総論を含む。)
・公衆衛生学(関係法規を含む。)
・臨床検査医学総論(臨床医学総論及び医学概論を含む。)
・臨床検査総論(検査管理総論及び医動物学を含む。)
・病理組織細胞学
・臨床生理学
・臨床化学(放射性同位元素検査技術学を含む。)
・臨床血液学
・臨床微生物学及び臨床免疫学
参考)厚生労働省 臨床検査技師国家試験の施行について(令和5年9月1日)
https://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/shikaku_shiken/rinshoukensagishi/
第70回臨床検査技師国家試験の試験問題と回答
臨床検査技師国家試験は、厚生労働省サイトで例年問題と回答が公表されています。
厚生労働省 第70回 臨床検査技師国家試験 正答値表
は公表され次第更新します。
参考までに、昨年の第69回 臨床検査技師国家試験 正答値表は下記よりご確認いただけます。 https://www.mhlw.go.jp/general/sikaku/successlist/2023/siken07/dl/seitou.pdf
第70回臨床検査技師国家試験の合格者数・合格率
臨床検査技師国家試験の出願者数・受験者数・合格率は例年厚生労働省のホームページで公表されています。
第70回臨床検査技師国家試験の合格者数・合格率は公表され次第更新します)
参考までに、昨年の第69回 臨床検査技師国家試験の合格者数・合格率は下記のとおりでした。
出願者数 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 | |
---|---|---|---|---|
全体 | 5,351人 | 5,002人 | 3,880人 | 77.6% |
(うち新卒者) | 4,296人 | 4,010人 | 3,589人 | 89.5% |
参考:第69回臨床検査技師国家試験の合格発表について(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/general/sikaku/successlist/2023/siken07/about.html
臨床検査技師国家試験の合格発表日程・場所・ホームページ(2023年度)
第70回臨床検査技師も、現地発表はなく、ホームページでの合格発表のみ
第70回臨床検査技師の合格者の発表は、 令和6年3月21日(木曜日)午後2時に厚生労働省ホームページの資格・試験情報のページにその受験地及び受験番号が掲載され発表されます。
以下のリンクで、各試験の合格発表欄に「合格発表(速報)」及び「合格発表について」と表示されます。発表前には昨年度のものが表示されますのでご注意ください。確認の際は、必ず年度をご確認ください。
厚生労働省 国家試験合格発表
https://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/shikaku_shiken/goukaku.html
各受験者へ成績・合否の書面通知がきます。
第70回臨床検査技師国家試験の合格発表が直接見られるリンクは下記になります。(※ 最終的な確認は必ず合格証書又は合格者番号一覧で行うことと留意されています。)
第70回臨床検査技師国家試験第 合格速報のURL(発表時間以降アクセス可能)
なお、システムの関係上、掲載に数分間の誤差を生じることがあり、掲載期間は概ね2か月とされています。
https://www.mhlw.go.jp/general/sikaku/successlist/2024/siken07/hp07.html
参考:第 70 回臨床検査技師国家試験受験者留意事項 https://www.mhlw.go.jp/content/001195797.pdf
臨床検査技師の合格発表後の手続き・費用
臨床検査技師の免許申請
「合格証書」が届けば免許申請を行います。申請は住所地の保健所(一部県については県庁)で行います。
臨床検査技師の免許申請に必要なものは以下になります。
- 9,000円(収入印紙) 登録免許税(手数料)として必要
- 臨床検査技師免許申請書 (所定の用紙を利用。)
- 住民票の写し等 ※下記参照
- 健康診断書 (所定の用紙を利用。発行日から1ヶ月以内のものに限る。)
- 登録済証明書用はがき(63円切手を貼ったもの)**
※「住民票の写し等」に関しては下記のいずれかのもので、発行日から6ヶ月以内のものに限る。
住民票の写し(本籍が記載されかつ、個人番号が記載されていないものに限る)
又は戸籍抄(謄)本(出願後の本籍又は氏名の変更の有無が有の場合もしくは免許証の氏名に旧姓の併記を希望する場合には、必ず本籍または氏名の変更経過が確認できる戸籍抄(謄)本。
外国籍の方については、短期在留者は「旅券その他の身分を証する書類の写し」、中長期在留者・特別永住者は「住民票の写し」(国籍等が記載されており、個人番号が記載されていないものに限る))
免許証取得までの期間
免許登録日から一両日中に「登録済証明書」が発行されます。これにより厚生労働省の有資格者名簿に登録されたこととなり、臨床検査技師としての業務が可能となります。
免許証は免許申請から概ね2ヶ月~3ヶ月ほどでできあがります。
※有資格者として業務を行うには、免許申請を行い、厚生労働省の有資格者名簿に登録されることが必要になります。免許申請を行わず、登録される前に業務に従事した場合、行政処分の対象となります。
免許証ができあがったら保健所から「免許証交付通知はがき」が届きます。 それを持って保健所窓口へ免許証を受け取りに行きます。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/shikakushinsei.html
参考:臨床検査技師/衛生検査技師
**登録済証明書
臨床検査技師・衛生検査技師・理学療法士・作業療法士の方は、2023年(令和5)年2月13日から厚生労働省のホームページでオンラインで発行できるようになりました。
オンライン申請について(臨床検査技師・衛生検査技師・理学療法士・作業療法士)、は次の小見出しをご確認ください。
なお、登録済証明書の発行については、従来通り葉書による申請も可能です。
https://www.mhlw.go.jp/content/001047715.pdf
登録済証明書のオンライン申請について(臨床検査技師・衛生検査技師・理学療法士・作業療法士)
登録済証明書について、2023年(令和5)年2月13日からから厚生労働省のホームページでオンラインで発行できるようになりました。なお、登録済証明書の発行については、従来通り葉書による申請も可能です。オンライン申請が可能になります。
(参考:・オンライン申請手順(臨床検査技師・衛生検査技師・理学療法士・作業療法士))
登録済証明書オンライン申請サイト(厚生労働省)
医師等免許登録確認システム https://confirmationdt.mhlw.go.jp
オンライン申請については、別の記事でも詳細をまとめていますのでご参照ください。→【2023年最新版】登録済証明書のオンライン発行の方法ー医師等免許登録確認システムー
登録済証明書オンライン申請手順(臨床検査技師・衛生検査技師・理学療法士・作業療法士)
(参考:・オンライン申請手順(臨床検査技師・衛生検査技師・理学療法士・作業療法士))
申請情報の仮登録
STEP1
該当する申請メニューを選択、情報を入力して仮登録
・免許取得時は、「新規申請時の登録済証明書を希望する方はこちら」にアクセスしてください。
・免許証の内容の変更時(氏名、本籍地等の変更)は、「書換申請時の登録済証明書を希望する方はこちら」にアクセスしてください。
「申請資格区分」では申請の国家資格を選びます。
■仮登録完了メールの受信
STEP2
仮登録完了メールに記載されたURLにアクセス
申請情報収集の本登録
STEP3 仮登録完了メールに記載された仮パスワードを入力して本登録
※仮パスワード有効時間は仮登録完了メール受信後30分間です。
本登録完了メールの受信
・厚生労働省にて申請書の確認、登録後にオンライン申請サイトで仮登録されたメールアドレス宛にID・パスワード を記載された本登録完了メールが届きます。なお、免許申請手続きについては、厚生労働省が申請書を受付後、 書類不備や欠格事由の該当有無等について審査を行った上で籍登録することになっており、この審査には一定の期間を要します。当メールは、これらの審査後に連絡が行くことになるため、お時間を有することをご承知おき願います。
(注)年度当初の新規免許申請の繁忙期には、本登録完了のメールが届くまでに2ヶ月程度の時間を要する場合あるそうです。
・本登録完了メールが届かない場合は、申請情報に誤りがある場合があるので、オンライン申請サイトのお問い合わせフォーム(https://confirmationdt.mhlw.go.jp/KIM030_01F.aspx)から問い合わせます。
登録済証明書の発行
STEP4 本登録完了メールの受信後、登録済証明書を発行
・本登録完了メールに記載されたURL又は「登録済証明書を発行される方はこちら」にアクセスして、
本登録完了メールに記載されたID・パスワードを入力してください。
・登録済証明書は5回まで発行できます。5回の発行以降に登録済証明書を発行する場合は、再度申請が必要となります。
(参考:・オンライン申請手順(臨床検査技師・衛生検査技師・理学療法士・作業療法士))
婚姻や本籍変更・紛失等の免許証交付申請手続き方法
籍訂正・書き替え交付申請
氏名や本籍地が変わった場合は変更後30日以内に届け出が必要となります。
申請は住所地の保健所(一部県については県庁)になります。
必要なものは以下になります。
※ 旧姓等の免許証をご利用になりたい方は、免許証の原本を添付する代わりに保健所で原本照合した免許証の写しを添付し、申請書の標題及び中段に記載している「籍 (名簿)訂正・免許証書換え交付」の”免許証書き換え交付”の文字を二重線で消してください。旧姓等の免許証の再交付はできませんのでご注意ください。
参考
(厚労省) 資格申請案内 臨床検査技師 衛生検査技師
免許証再交付申請
紛失した場合や、き損した場合は再発行が必要になります。
申請は住所地の保健所(一部県については県庁)になります。
必要なものは以下になります。
- 3,100円(収入印紙)
- 住民票の写し(本籍が記載されており、個人番号が記載されていないもの。発行日から6ヶ月以内のものに限る)
- 免許証(き損の場合)
再交付申請の詳細は以下の厚生労働省ホームページをご確認ください。
厚生労働省ホームページ 臨床検査技師 再交付申請 ・手続概要 (PDF)
まとめ
臨床検査技師免許証は就職、転職時に職場への提出が必要になります。在職中も定期的に職場への提出が必要になります。
また、各種学会認定資格の受験時には提出書類として免許証のコピーが必要なことがありますので、大切に保管しましょう!
受験者の皆様方、今年の国家試験受験おつかれさまでした。
オンライン申請については、詳細はこちらの記事をご参照ください。→【2023年最新版】登録済証明書のオンライン発行の方法ー医師等免許登録確認システムー
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