#27 学生時代から目指していた道へ。泌尿器科医ドクターのキャリアの道のり

#27 学生時代から目指していた道へ。泌尿器科医ドクターのキャリアの道のり

2020.04.12 09:00




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Dspace Plusの「のぞき見みんなのキャリア」では、医療職の方のキャリアや人生に対しての視野を広げることを目的に、様々な医療職の方のインタビューを取り上げています。

 

27回目の今回インタビューするのは、大学院進学を経て、泌尿器科医としてお仕事をしているDr. 伍木さんです。先生は、ライターや医療ライターの指導でもご活躍しています。

泌尿器科医 Dr. 伍木先生のキャリアについてのお考え、医療業界に関してのお考えについて教えていただきました。ぜひご一読ください。

 

画像はイメージです。

 




 

 

Dr. 伍木

関東の国公立大学を卒業後、泌尿器科医として勤務。二児の父。

 

 

 

ーまずは、Dr. 伍木先生が、医師を目指したきっかけをお教えください。

 

ありきたりなパターンですが、身近に病気で苦労している人がいて、いかに病気が人生に大きな影響を与えるかということを知り、病気で苦しむ人を理解し、支えられるようになりたいと思い医師を目指しました。

 

 

ーDr. 伍木先生は大学院に進学されていたとのことですが、現在のご専門に進んだ理由、大学院に進んだ理由をお教えください。

 

泌尿器科は内科も外科もできる診療科で、診断から治療まで場合によっては緩和ケアや看取りまで自身で行うことができる点が魅力だと思います。また、ロボット手術など先進的技術を駆使した治療も多く、単純におもしろそうと思ったという理由もあります。

 

大学院に入った理由としては、せっかく医師になったのだから1つでもいいから医学の発展に貢献したい、世の中に名前が残る仕事がしたい、と思ったことです。

 

 

ーDr. 伍木先生は、キャリアの選択を悩んだことはありましたか?現在のキャリアに進むに当たって、どのように決断しましたか?

 

泌尿器科医になることは比較的早くから(学生の頃から)決めていました。他に産婦人科医なども考えましたが、女性の多い環境でやっていける自信がないため選択肢から外しました。

 

 

ー環境も考慮してのキャリアの選択だったのですね。次に、現在までの働き方ならではのエピソードや感じていることをお教えください。

 

研究の世界は想像よりもはるかに大変で、地道で、運の要素が強い世界です。研究1本でやっていくのは歌手や芸能人として大成するのと同じくらい大変で、自分は医師免許があってよかったと心底思っています。

 

 

ーDr. 伍木先生は、医師のかたわらライターとしての経験もあるとのことですが、ライターを始めたきっかけをお教え下さい。また、インターネット・SNSなどがさらに身近になったことで様々な情報が溢れていますが、医師として情報発信をする意義についてのお考えをお教え下さい。

 

「正しい医療情報を広めたい」という思いでライターとして活動しています。どうしても医師以外・医療者以外が発信すると、正しくない情報が含まれてしまうのが現状です。医療ライターへの指導なども行うとともに、ライターをはじめる医師を増やす活動もしています。

 

 

ー今後は、どのようにお仕事をしていこうと考えていらっしゃいますか?

 

研究での留学を予定しています。その後は40歳くらいまではアカデミックな仕事をしますが、以降は計画中です。

 

 

ー大学院時代はのようなスケジュールで生活していましたか?

 

泌尿器科医 Dr.伍木先生 大学院生時代のタイムスケジュール

 

 

    • AM 9:00

      実験スタート

       

    • PM21:00

      実験終了

      場合によっては24:00頃まで頑張っていました。

    • PM22:00

      帰宅

       

    • PM23:00

      夕食・寝支度

       

    • PM24:00

      就寝 

       

  •  

 

 

このほか、週に1回は医師として働いていました

 



 

ー実験と、診療とお忙しい日々だったことと思います。

現在キャリアを継続する上で、大変なことと、それに対して工夫している点を教えて下さい。

 

将来的な留学を考えるとお金がかかるので、非常勤の仕事をして貯金をためたいと思っています。資産運用も積極的に行っています。

 

 

ー現在の医療業界で課題に感じていることはありますか?また、今後の医療業界に必要なものは何だと思いますか?

 

多すぎて書ききれませんが、医療者が最善を尽くしても結果がよくなかった場合に刑事責任を追及されることは改善されて欲しいと思います。電車や飛行機で倒れた人を救護するときも、責任を問われる可能性については必ず頭をよぎっています

 

 

ーこれを読んでいる医療職の皆さまにひとことをお願いします。

 

泌尿器科はとても魅力的な診療科です。これから診療科を選択する人は、騙されたと思って一度考えてみてください。

 

  •  

    ーDr. 伍木先生、今回は貴重なご経験をお話いただき誠にありがとうございました。

  • 研修医や医学生の方は、きっと泌尿器科医に興味がわくことと思います。臨床にとどまらず、医療情報の発信にも関わるDr. 伍木先生は、将来の留学でも更にご活躍の場が広がることと思います。



 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

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