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#51 フリーランス歯科衛生士ママのキャリア。

2020.06.19 09:00





 

医療職の方のキャリアや人生に対しての視野を広げるDspace Plusの「のぞき見みんなのキャリア」では、様々な医療職の方をインタビューします。

 

51回目は、フリーランス歯科衛生士としてお仕事と育児をしているAYANOMAさんです。AYANOMAさんは、フリーランス歯科衛生士として、行政医療機関と歯科衛生士育成専門学校での講師とライター業を兼業されています。

キャリアや医療業界に関してのお考えについて教えていただきました。ぜひご一読ください。

 

 

AYANOMA

フリーランス歯科衛生士。 37歳2児の母。

18歳の時に一度大学に入学したが、その後中退し歯科衛生士専門学校に編入し卒業。

都内の歯科医院で7年勤務後、行政歯科医療機関に就職、4年間勤務した後、出産育児を機に退職。6年ほど育児に専念した後、今年から行政医療機関と歯科衛生士育成専門学校での講師・ライターを兼業。

趣味は、休日に家族でキャンプに行く事と、友人と好きなミュージシャンのライブに行くこと。

 




 

 

 

ーまずはAYANOMAさんが歯科衛生士を目指したきっかけをお教えください。

 

歯科助手のアルバイトをした事がきっかけです。私は大学を中退しているのですが、在学中に歯科助手のアルバイトをする機会がありました。

身近で歯科衛生士の仕事をみて、こんな風になりたいと思う気持ちが強くなり、大学を中退し歯科衛生士になるために専門学校へ進む道を選びました。

 

 

 

ーAYANOMAさんは、現在は、どのようにお仕事されていますか?

 

現在は、フリーランス歯科衛生士として、行政施設の口腔保健支援センター、歯科衛生士育成専門学校でパート勤務をしながら、歯科医療記事のライターをしています。

私は6歳と4歳の子供がいるのですが、上の子の出産に伴い退職をしています。仕事復帰は、家で育児をしながら、無理のない程度にライター業をするところから始めました。

そこから子供達の成長に合せわて、徐々に仕事を増やしていきました

 

 

 

ーキャリアの選択を悩んだことはありましたか?現在のキャリアに進むに当たって、どう決断しましたか?

 

出産育児を経ての仕事復帰では、本当に以前のように仕事ができるのか、という面で悩むことはありました。

職業人と母親という両方をきちんとやりたかったので、生活とのバランスが一番だと考えていました。

行政施設も歯科衛生士育成専門学校もスカウトされたので、最初に私の要望をよく聞いてもらう事ができたので、ありがたいことに安心して決断することができたと思います。

 

 

 

ー一般開業医で勤務後、行政歯科医療機関に3年勤務のご経歴ですが、歯科衛生士として行政歯科医療機関に勤務するのは、希少だと思いますが、行政歯科医療機関での勤務はいかがでしたか?

 

行政歯科医療機関と一般の開業医での歯科衛生士業務とは、業務内容が全く異なります。開業医では歯科衛生士は、クリーニングなど直接口の中を触るような歯科医療行為をする事が多いですが、行政歯科医療機関では、歯科相談を受けたり、学校や幼稚園・保育園を周り歯磨き指導を行うなどしました。

歯科医院は歯にトラブルを抱えている方や歯に対する意識が高い方が来院します。行政歯科医療機関では、広く一般市民が対象になります。一般のみなさんが歯科に対してどのような不安や考えを持っているかを知る事ができた事が、とても勉強になったと感じています。

 

 

 

ー現在は、育児中とのことですが、どのようにお仕事を両立されていらっしゃいますか?現在の働き方ならではのエピソードや感じていることをお教えください。

 

小学校1年生と幼稚園の年中の息子がいますので、児童クラブ・幼稚園の預かり保育を利用して働いています。

今の勤務状態は、保育園に入園できる対象となるのですが、幼稚園入園当時は歯科医療記事のライターしかしていませんでしたので、転園させたくないという思いから、幼稚園のままで出来る範囲で仕事をしています。

 

私は、フリーランス歯科衛生士として、行政施設の口腔保健支援センター、歯科衛生士育成専門学校でパート勤務をしながら、歯科医療記事のライターという形で、あちこちの勤務先を回っています。

自由な勤務体系のため、子供が自宅に居ない間をうまく利用して働くことができています。 

 

 

ーお仕事の日はどのようなスケジュールで生活していらっしゃいますか?

 

 

フリーランス歯科衛生士 AYANOMAさんの1日のタイムスケジュール

 

    • AM 6:00

      起床

      お弁当作り・朝食

    • AM7:00

      小学校見送り

       

    • AM8:00

      幼稚園バスへ乗せる・出勤

       

    • AM8:30

      勤務開始

      行政歯科医療施設・もしくは歯科衛生士専門学校

      それらの勤務が無い日は、在宅にて歯科医療記事のライティング

    • PM15:00

      ライター業務のみの場合は、この時間に子供たちが帰宅

       

    • PM17:00

      勤務終了

       

    • PM18:00

      幼稚園・児童クラブへのお迎え

       

    • PM19:00

      夕飯

      入浴

    • PM21:00

      子供就寝

      (日によりライター業務)

    • PM24:00

      就寝

       

 

 

 

ー現在歯科衛生士としてのキャリアを継続する上で、大変なことと、それに対して工夫している点は?

 

歯科医療は日進月歩です。歯科医師と同じように、歯科衛生士も日々勉強しなくてはなりません

育児との両立でなかなか勉強時間が確保できていませんが、歯科衛生士会に所属して新しい情報や知識を吸収するようにしたり、情報誌を積極的に読むようにしています歯科衛生士仲間、歯科医師とのコミュニケーションも大切にしています。

 

 

ーAYANOMAさんは、今後どのようにお仕事をしていこうと考えていらっしゃいますか?

 

今後もフリーランスとして歯科衛生士の仕事を続けていこうと考えています。行政の方は勉強として勤務している部分が大きいので、歯科衛生士学校の方で、人材を育てる事に力を注ぎたいと考えています。歯科衛生士学校の職員は、子育てを中心にすると難しい部分が大きいと思っています。子供が成長していく中で、無理の無い範囲で徐々に仕事量を増やしていきたいと考えています。

また、ライターの仕事は好きなので、継続していこうと考えています。

 

 

 

ー今の歯科業界、医療業界に必要なものは何でしょうか?今後期待することをお教えください。

 

近年、予防歯科という考え方が定着しつつあります。虫歯予防・歯周病予防、それに加えて加齢による歯や口の機能の衰え「オーラルフレイル」を予防する事の重要性が一般の方に理解されるようになってきていると思います。

 

今後はますます歯科医療は虫歯・歯周病・オーラルフレイル予防の方向に進んでいくと思います。

 

私達、歯科医療従事者も、治療をするという考え方から、予防のお手伝いをしていくという考え方へ変換していかなくてはなりません。あくまで患者さんと同じ目線に立つ事が大切です。

患者さんも、歯科に対して「怖い」「痛い」というイメージから、定期的に行く美容院のようなイメージに変わっていけるようにしていきたいと思います。

 

 

 

ー最後に、読者の医療職の皆様に一言お願い致します。

 

医療職というのは、なくてはならない職種なので、職に困るという事はあまり無いかもしれません。それゆえに、与えられた仕事をこなすだけになってしまいがちです。

 

私にとっては仕事だけでなく、子育てをする時間も人生で一度きりの大切な宝物です。生活も大事にしていけるよう「仕事を選択する」ことが楽しい人生の一歩のような気がします。

 

 

ーAYANOMAさん、今回は貴重なご経験をお話いただき誠にありがとうございました。

 

 



 

 

 

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