#22 専門学校から修士に進んだ歯科衛生士。キャリアの道のり

#22 専門学校から修士に進んだ歯科衛生士。キャリアの道のり

2020.04.07 09:00




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Dspace Plusの「のぞき見みんなのキャリア」では、医療職の方のキャリアや人生に対しての視野を広げることを目的に、様々な医療職の方のインタビューを取り上げています。

 

22回目の今回インタビューするのは、歯科衛生士としてお仕事をしているぽむぽむさんです。キャリアについてのお考え、医療業界に関してのお考えについて教えていただきました。ぜひご一読ください。

 

写真はイメージです。




 

ぽむぽむ

 

歯科衛生士。歯科衛生士専門学校(3年制)卒業後、私立の専門課程を卒業し修士の資格を取得。歯科衛生士としての経歴は、大学病院3年、一般歯科を2年(2医院)。

 

 

ー まずは、ぽむぽむさんが歯科衛生士を目指したきっかけをお教えください。

 

親に勧められたのが最初のきっかけです。昔から物を作るのが好きで、手が器用だと思った母が勧めてきました。医療系の仕事が安定していますし、将来は医療系に進みたかったので、言われるがまま歯科衛生士の道に進みました。

 

 

ーぽむぽむさんは、現在どのようにお仕事されていますか?

 

今は一般歯科でフルタイムで勤務しています。

大学病院を経験していく中で、患者さんの治療計画をドクターと一緒に立てたり、その治療にかかわりながらメインテナンスを行なっていきたいと思い、地域密着の一般歯科に転職し、現在働いています。

 

 

ーぽむぽむさんは、キャリアの選択を悩んだことはありましたか?現在のキャリアに進むに当たって、どう決断しましたか?

 

キャリアの選択として私は2回ありました。

まず1つ目は専門学校を卒業、就職するのか大学に進学するのかです。専門学校の臨床実習で経験を積んでいく中、ある一般歯科の歯科衛生士さんが学会発表を行うために、症例検討や治療計画の立案をドクターと対等にしている姿を見て、もっと勉強し知識を身につける事で、将来私もこんな素敵な歯科衛生士になれるのではと思い、進学しました。

クラスメートより就職が遅なくなった分、話について行けなくなったりして寂しいときもありましたが、今はみんなで楽しく毎月会合してます。

 

2つ目は、大学病院からの転職です。大学病院は休み、時間、給料が良かったところです。ただ、毎日が同じ事の繰り返しになってしまい、モチベーションが下がりました。

もっと自分が患者に寄り添うにはどうしたらいいかなと考えた時に、やっぱり地域密着の一般歯科だと思い、一般歯科への転職を決めました。

 

 

 

ー今後は、どのようにお仕事をしていこうと考えていらっしゃいますか?

 

現在結婚はしているので、子供が生まれたらパートになる予定です。

現在の一般歯科は育休産休の制度を利用した人がいないそうなので、一度やめてパートを探す事になりそうです。

 

 

ー現在の働き方ならではのエピソードや感じていることがあれば、それもお教えください。

 

最初の大学病院と比べて、格段に拘束時間は長くなりました。大学病院は掃除も業者委託、カルテも電子カルテだったので、掃除もカルテの確認もほとんどなく朝は出勤時間にいけばよかったですが、一般歯科は出勤時間の30分前に無給で立ち上げをするのが当たり前なので、そこがツラい所です。

 

 

ーお仕事の日はどのようなスケジュールで生活していらっしゃいますか?

 

歯科衛生士ぽむぽむさんのタイムスケジュール

 

    • AM 6:30

      起床、朝食

      夫と自分の弁当を作る

    • AM7:30

      通勤

      電車で通勤

    • AM8:00

      出勤

      早い時は1時間前に出勤しています

    • AM9:00

      診療スタート

      大体30分枠の予約

    • PM13:00

      昼休憩

      スタッフ4人で楽しくご飯

    • PM14:30

      午後診療スタート

      夕方が比較的忙しいです

    • PM19:00

      診療終了

      やっと終わって、夕ご飯の買い物に行きます

    • PM20:00

      買い物を終えて帰宅

      その日の気分でさくっとご飯をつくります

    • PM21:00

      夜ご飯

       

    • PM22:00

      就寝まで自分の時間

      語学勉強や筋トレ

    • PM24:00

      就寝

       

 

 

 

ー現在キャリアを継続する上で、大変なことと、それに対して工夫している点は?

 

1日の時間配分です。

仕事もそうですけど、プライベートも充実させておきたいので、出来るだけプライベートにかける時間を確保しています。

今は、就寝までの時間、英語の勉強や体力作りのために筋トレを行ったりしています。

 

 

ープライベートと仕事の両立を実現するため今の歯科業界、医療業界に必要なものは何でしょうか?

 

時間の制限が長いと感じます。シフトを早番、遅番を作ると少し違うのかなと思います。

また産休は取れるところが少ないのかなと感じます。育休の制度はあって無いようなところが多いと思います。

 

 

 

 

ー今後の歯科業界、医療業界に期待することをお教えください。

 

子どもが熱を出した時に休みがとれないとよく聞きます。今現在は、有給をとれるなんて夢の話だと思っています。歯科衛生士さんが働きやすい職場はきっとクリニックの雰囲気も良くなり、モチベーションも上がると思います。そんな歯科業界になるといいな思います。

 

 

ー読者の医療職の皆様に一言、皆さんに聞きたいことなどをお願い致します。

 

最後まで見ていただき有り難う御座いました。医療職の皆さんに聞きたいことは、産休育休後の復帰はどうでしょうか?フルタイムでの勤務は難しいでしょうか?ということが知りたいです。

 

 

ーぽむぽむさん、今回は貴重なご経験をお話いただき誠にありがとうございました。

 

 



 

 

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